HELLO GOODBYE

つらつらと。フラッとでロウ。

ひとりになりたい

去年の年末から、一人でいる時間が激減した。
出かける際も帰宅してからも居る。
ひとりで家に居る時が全く無い。
シンドイものだ。

誰かと居ないと不安になる人、
ひとりにならないと落ち着かない人。

この前者が今、外出するのが精神的に困難なのである。
なので、ひとりで家にいる事が不安だと。
だけど、私が働かずしては生きていけない訳で。

おそらく、年末からずっと今まで
イライラが止まらない。
鬱と診断されてから仕方がない。
優しくできない。
いつも答えが曖昧。
語尾が、かな。
数字が、形容詞。
これは前から。

当事者はシンドイ。
側からみたら、もっと優しくしな、
と言われるだろう。

こっちが診察して欲しいわ!

あれから1年の私は

コロナ禍を『ウズ』と読んだあの頃。
あれから1年の今。

先日2回目のワクチン接種を済ませました。
これを見込んで、また病院給食の仕事に就いたのだ。
そして、掛け持ちでスーパーもやっている。
両方ある日は、合計で10時間労働だ。
飲食店ではシフトが入らない。
ましてや、飲食店のお店を持つ事なんて考えは
微塵も無くなってしまった。
その程度の夢だったのか?と聞かれたら、
ま、そんなもんだね。と答える。
11〜3月は3つの掛け持ち労働だった。
スーパーではグロッサリーだ。
なんか格好いいし。
40過ぎて、20代半ばと同じようによく働いてるよ。
老体に鞭打ってさ。

正社員になれればよいだろうに。
それを言ってしまったら、元も子もないよ。

楽しかったことも
美味しいものも
なんだか忘れてしまったよ。
今は労働で精一杯だよ。

というのも予期せぬことが同時進行してる。
まさかの夫の人生転換。

私の仕事量を増やした理由ともなった。

この世の中には、どうしたって合わない人種がある。
それが今回、経営側だったのだ。
そして、はっきりNOを言えず
大丈夫と交わして、結局、自分を追い込む夫。
無責任な大丈夫を乱用した結果でもある。

さほど緊急ではない緊急事態宣言

視野に入れる
検討中

出し惜しみの言葉が並ぶ。
日本語って凄いね。
な、緊急事態宣言のやっとの発令。
緊急っていう割にのらりくらり。
尾身会長はあれだけ危機感を露わにしてるのに。

2回目の緊急事態宣言が
1月7日(木)夕刻に発令。
主に飲食店の営業時間短縮。20時まで。
とのこと。その他の施設は『働きかけ』要請。
そんな日の都の感染者数は4,000人越え。
ちなみにクリスマスから二週間目な。
おいおい、感染してない人の方が多いんちゃうか。




そして我らが生活は、
ずっと正月のままのようだ。

私の10年を返して

とあるカフェで働き続けて丸10年。
個人経営店のアルバイトだけれど。
飲食店の経験もあって、仕込みも、
接客も、開店作業も任された。
10年目にして、このコロナ。
小さな路面の支店もオープンさせて
ようやく1年目の時に閉店。
約1ヶ月、ひとり営業も経験した。
この支店のオープンに当たり、
私自身も掛け持ちの病院の仕事を辞めた。
まあまあ大きな希望を含めた決断だった。
早とちりし過ぎたのかなあ。
飲食店の儚さたるや。
私の夢の儚さたるや。

このコロナが無くても、
【10年】という区切りは気になっていた。
そして今回、決定打となった。

彼女たちはバブルの恩恵を直に受けていた。
イージーモードで社会人デビューしていたはずだ。

私は馬鹿真面目に働いた。
しかも時給労働。
正規雇用を選ばなかった自分が悪い。
それを言われてしまったら、
ぐうの音も出ない。

私は3月で10年やってきたお店を辞める。

共同経営の1人とソリが合わなかった。
私の未熟な部分もあった。
なんでもっとスマートに辞める事を
伝えられなかったのだろう。

10年やってきた事、褒められたかったのかな。
褒められるような事、やってないか…。
なんで個人経営のお店に10年もいたんだろう。

11月17日の件で風向きが変わった。
年末も2日休んでしまったし。
何かが、あのお店から私を離そうとしている。
きっと長く居ては良くないのだ。

このコロナで飲食店の危うさを知ってしまい、
確実な職場で繋ぐことにした。

スーパーと病院とお店の3つの掛け持ち。
去年はホテルの食堂も含めると
4つの仕事をしたことになる。

食い繋ぐために必死だった。
たまに気持ちが折れることもあったし、
今もしょっちゅう折れている。

私の10年、これでよかったのかな。

電車にて 

ウィズコロナな日々が始まり
働かざるものは、コロナにやられる前に
貧困で死んでしまうので
電車に揺られ107人の感染者の出た
東京に仕事に出掛けます。

電車では、
座ることが無くなった。
端のドア寄りの角で
なるべくなら何も掴まずに
仁王立ちしてる。
幸い私の通勤の時間は
まだ朝の満員に比べたら
空いている。
以前のようにリュックは前にせず
背中に背負ったまま
ディスタンスを保つようにしてる。

以前みたいに
スマホを見る事もしないようにしてる。
周りの不注意な輩に気付かなくなるから。

このリスクを多少なりとも
背負った通勤時間ってどうなんだろう?
悶々と考えてばかり。
答えには到達でき無いけれど。

呼び出しの中身

社長とは初めてお会いするので
まあまあフォーマル風に着衣し
真っ昼間の赤熱の中、
自転車こいで出掛けた。

久しぶりの駅に下車。
大して賑わいも無く。

挨拶を交わし、
本題に入ると
何々?解雇されるどころか
ホテルからの契約を
断って違う業者に入ってもらうので
そこで断続して働きますか?
ですって。
食堂は今月から半月は
とりあえず毎日短縮営業のようだ。
16日以降は未定。

てっきり、私がシフトが
入れなすぎて解雇されるのかと
覚悟はしていたのだけれど、
逆に謝罪された。
他の事業所の休業が
相次いでいるとのこと。
大学も売上が1/10らしい。

そんな中、
本日の都内の新規感染者が
107人と、早くも三桁いってしまった。

この先、今年いっぱいは
恐らく明るい話は無いだろうな。


違う業者が入るようになっても
続けるかどうかの返事は、
条件次第と返答した。


とりあえず解雇ではなかったので
その点では荒ぶらなくて済んだし、
交通費も支払われた。


でも、仕事が無いのでは
傷つかない解雇みたいなもんか。




考えなきゃ考えなきゃ、
生き抜くための仕事を。