2020水無月の始まり

緊急事態宣言自粛解除となり、
新しい月のスタートとなる６月。
同時にお店も再開し、
私も電車に乗って通勤。
(もう１つの食堂の方は
16日から再開予定。)
雨が降りそうなのでバス。
そして、マスクがなかなかの
蒸し暑さをを倍増させてくれる。
屋外で人のいないところでは
ずらして息継ぎをする。

お店の入店規制を定めて、
距離を保ってテーブルを配置。
出来るだけお客さんとの
やり取りの時間を少なくする。
レジにもビニールシートを取り付け。

『これじゃあ、飲食店の意味がなくなる』
と、お客さんとのコミュニケーションや
お客さん同士の会話が制限されることを
店長は嘆いていた。4人組で来られても
席は離れ離れに座ってもらう。

店長が嘆くほど、
私にはその気持ちは無かったのが
申し訳なく思う。
そう考えると、対して私は
接客業って好きではない事がハッキリした。
10年もやっていてそんな気持ちになった。
それと同時に私はやっぱり辞めるべきなのか。
区切りも良い事だし。
第二波でまた休業にでもなりそうな気がする。
強行突破か？！

自分に聞く。辞めたいの？
うん、辞めたほうがいいと思うんだ。
私が長々といる事でかえって気を遣わせている。
それと、ちゃんとした社会保険に
加入すべきだという事が今回分かったし。
このコロナが無くても、薄々感じてた事。
2号店ができた時に勢い余ってやる気出したけれど、
やっぱり間違ってた。
間違ってたと思いつつもそんな事ないって
言い負かして続けたところで
その先には何も待ってはいない。
老いしか待っていてくれない。

勢いの消費期限は過ぎてしまった。
これからは安心安定頑張らない。
私はもう勢い人ではない。
テンションを無意味に上げず、
感情を剥き出しにせず、
何事も薄目で見るような感覚で、
多くを語らず、好かれようとせず、
人知れず静かに余生を全うしたい。

また病院食の仕事に戻ろうか検討中。
お金の勉強もしながら。
給与計算検定を取りたい。